石田 衣良作
結局は、ハッピーエンドっていう事なのでしょうか??
45歳の版画家咲世子と28歳の映像作家の素樹。
17歳も歳の離れた恋愛は・・。
「シワだらけ」とか「たるんでいる」とか「更年期」。
こんな言葉が、何回も繰り返されます。
45歳の女性を表現するのには、まして男女の歳の差を感じさせるには、こんな言葉がわかりやすいのか?
世間は、45歳をそんな風に感じているのか・・。
同世代の私は、ちょっとショック・・。
咲世子は、年上の女として素樹を若いノアの元に送り出す事が出来たけれど、きっと私は無理。
好きなのに、別れる事なんて出来るわけがない。
自立している女、咲世子。
ダイヤモンドのような輝きはないけれど、真珠のように奥深く内面で輝いている咲世子。
そんな意味では、大人の女である咲世子に、私は憧れてしまいます。
これを読んで、ちょっとは恋がしたくなったかな・・。
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コメントありがとうございます。
ずいぶん前に読んだ本だけれど、私も一気に読みました。
沙世子と同世代の私ですが、これを読んで17歳くらいの年の差は、私にもありだな・・って思うようになりました。
素敵な恋は、年の差なんて関係ない!
こんな恋愛憧れます。
読書は、自分の持っていないものを体験できるので止められません・・。